ソフトバンクアカデミア開校式 vol.9 - インターネットで情報起業



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ソフトバンクアカデミア開校式 vol.9

ソフトバンクアカデミア開校式 vol.9



ではこの闘いの為の戦略編、戦略編が3行目です。
最初の一文字。「一」という字。はい、これについてどうぞ。

回答:「一番にこだわることです。」
回答:「一つの得意分野に絞る。」
回答:「中途半端な一番じゃなくて圧倒的なナンバーワンになる。」
回答:「圧倒的ナンバーワンでシェア一番ということです。」
回答:「一番最初に現場に行くことです。」
回答:「唯一無二です。」
回答:「一つのことを突き詰めて一途に頑張る。」
回答:「どの分野で一番になるかということを見定める。」
回答:「一つになることです。」

まぁみんな素晴らしい答えだけど、僕がここで言ってるのはNo.1戦略。圧倒的No.1になると。
圧倒的No.1でないとそのビジネスモデルというのは大抵時間の問題で、
もう利益が出なくなります。大した利益は出なくなる。
プラットフォームを作るというのは圧倒的No.1になって、初めてプラットフォームが作れる。
業界標準を作る、デファクトスタンダードを作る、圧倒的ナンバーワンになって初めて意味を成す。

MicrosoftのWindowsだ、IntelのCPUだと、Googleだ、Amazonだ、ヤフーだと。
それぞれ圧倒的ナンバーワンになって初めて、その本質的な存在意義を
長く享受出来るという事ですね。このNo.1戦略というのは、孫子の兵法の中にもランチェスターの
中にも共通して出てくる。勝てる闘いしかしない。闘ったら絶対に勝つと。

しかもやったらその分野で圧倒的No.1になれるという自信のある分野しか、そもそも手を付けない。
手を付けたら、時間が早い遅いはあるとしても、圧倒的No.1になるという戦略が
見えたその分野だけ手を付けると。圧倒的No.1になれる道筋が見えて初めてそこに手を付ける。
やる以上は圧倒的No.1になると。そうしてプラットフォームを取ると。
デファクトスタンダードを作る。それが特にこの情報産業においては、
圧倒的No.1でないとそのポジションが、非常に危ういという事であります。
No.1にこだわる、強いこだわり。


ソフトバンクがボーダフォンジャパンを買収しましたね。
ボーダフォンジャパンは1番を経験してない。ずっとどんべ、負け癖がついてる。
買収して乗り込んでいって僕が話をして、その当時のボーダフォンジャパンの幹部の連中と話をして、
こりゃあかん、目が死んどるわいと。自信を持ってない、負け癖がついとると。
もうざっくばらんに言った、おまえら負け癖がついとるんじゃないかと。
どうやれば勝てるか、何をすれば良いかと話を聞いても、
今日はバンバン手が挙がってるけど、殆ど自分から意見を言わない。
負け癖がついて「どうせダメだ」という諦めムードがついてると。

けど僕は彼らに言いました。見とれ、1回必ず純増No.1とるぞと。1ヶ月でも良いから。
累積No.1取るのは時間掛かる。1ヶ月勝負で、1ヶ月で良いから純増No.1を取ったら、
なんだ1番になれるじゃないかとなる。1番になれるという事を体験したら勝ち癖がつくんですね。
この1番にこだわると。1回我々が純増No.1になったら、殆ど毎回それから純増No.1続けてるでしょ。
ほんの何ヶ月か例外があったけど、それ以外は1番を取っている。
そのポジションがホームポジションになると、1番でないと気が済まない。気持ちが悪いと。
そういう風になってくるんですね。





僕は言っちゃ悪いけど、小学校1年ぐらいの時から殆ど1番しか経験してない。
大抵何やっても1番しか経験していない。1番でないと気持ちが悪い。1番になれるように頑張る。
自分を追い込むと。腹を括ると。へこたれないという事ですね。
やると決めたら、その分野でNo.1になる。なんでもかんでもやると決めた訳じゃないよ。
音楽でNo.1になるなんて決めた事俺は一度もない。ちょっと音痴だからね。
バレーボールでNo.1になるとか思った事が無い、背が低いし。

でも自分がやれると、やれるはずだと思える分野ではもう絶対1番になると決めて、
決めたらとことんやり抜く。勝ち癖を付ける、勝ちにこだわる、一番にこだわる。
圧倒的No.1にこだわるというのは社風として大切です。
先程、闘うという一文字あったね。事を成すというのに2番、3番でうろちょろしてて、
ましてや4番、5番でうろちょろしてて事を成せると。そんなに甘くない世の中は。

大きな事を成す。志を高く持って、高く保ってやり遂げていくと。
そういう気概が起きなくなる、負け癖がついていると。
どうせNo.2だし、いつもと。どうせNo.3だしと。
そういう奴ほど事を成せない。高い志を持ち得ない。もうただついて行くだけという事です。
間違っても皆さんがリーダーになった時は2番に甘んじる、2番で良しとする、
よく頑張った、2番になったと。絶対に口にしてはいけない。
2番は敗北だと思えと。5位から2位になってちょっと自分で頭を撫でる。
馬鹿を言えと。もうその時点で失格。
5番から2番になったら、もうちょっとだ、行くぞ!絶対に1番になると。
そういう腹を据えて根性を持ってまだ2番は終わっていない、途中だ。という事でやり抜くと。
そういう社風を作らないと事は成せない。300年生き残れないという事ですね。

皆さんの部下に対して深い愛情があるなら、我々のお客さんに対して
強い責任感があるならば、1番にならなきゃいけない。
1番になればそこからゆとりが生まれて、お客さんに対してより優しくなれる。
新しい技術開発によりチャレンジ出来ると。より責任を持った事業が出来ると。
本当の責任を持ちたい、高い志を持ちたいというならば2番に甘んじちゃいけないと。
それはただ焦っとるだけというしょぼい存在だという事であります。





次、はい。

回答:「時代の流れを得るのではなく作るということです。」
回答:「常に流れを読むということです。」
回答:「川の流れのように淀まず流れ続ける。」
回答:「流れに乗るためにしっかり基板を作るということです。」
回答:「流れを大切にするということです。」


はい。皆さんが言ってる事は殆ど合っています。時代の流れ、流れに逆らっちゃいけない。
僕がまだ子供の時ね、うちの親父が造船業の再建王の来島どっくっていったかな。
坪内さんっていう大変尊敬している色んな雑誌とか新聞にも出てる再建王。立派だ凄いと。
道後温泉の観光施設とかも作った人、色んな雑誌とかドラマとかなった人です。
大変尊敬していました。凄いと。

あの難しい造船の業界で再建した。
コストダウンして色んな工夫をして再建して立派だと盛んに褒めておりました。
当時僕はまだ中学生ぐらいだったと思うんだけど、親父に私が言いました。
親父と、お父さん尊敬してるけどその親父が尊敬しているおじさんは俺は尊敬出来ないと。
馬鹿だと思うとはっきり親父に言いました。経営者として失格だと思うという風に言いました。
その考えは今も変わっていません。
なぜか。私が親父に言ったのはなんで沈みゆく産業に自分の人生を賭けるんだと。
その時点で経営者として事業家として失格だと。流れに逆流する、逆らうと。

いや、仕方なくやらなきゃいけないならしょうがないよ。
もし僕がその立場にいたら、造船業で培った製造するという力、マネージするという力、営業力。
そういう基礎的力を使って造船以外をやる。あるいは日本で来島どっくなんてやらなくて、
中国でそのノウハウを持って行って中国の賃金でやるとか。
ロシアでやるとか。インドでやるとか。それなら話はまだ分かると。
時代の流れに逆らう。先程の退却戦、失敗したという武田勝頼と同じですよ。
いち早く方向性を読んで、流れを読んで、流れに逆流するというのはもう事業家として、
経営者として、そもそも失格と。再建王、ちゃんちゃらおかしい、無駄な努力だ。
仕方ないからやるのはしょうがない。でも可哀想だ。悪いけど。

我々のグループは間違っても、そういう斜陽産業に自ら飛び込むという事を選んではいけない。
親を受け継いで仕方なしにやると、それは同情はすると。
同情はするけど僕がそこで受け継いだら、もういち早く変えると。業態転換すると。
先祖代々意地でも守ってというのは絶対にしない。それはもう失格。
少なくとも僕の後継者になるのには失格という事です。流れに絶対に逆らってはいけない。





農耕社会に戻りましょうはあり得ない。組み立て産業に戻りましょうはあり得ない。
時代の流れの先を読んで、半歩先、1歩先、3歩先。流れの先を読んで仕掛けて待つと。
これなら良いという事ですね。

水泳、皆さんやった事あるね。この中で川で泳いだ事ある人は手を挙げて。大半あるね。
川で自分が泳ぐ速度、泳ぐ能力。川に逆流して泳いだ時にどのくらいの速度で進むか。
流れに沿って泳いだ時にどの位ラクチンで素早く泳げるかと。
もうそれだけで答えはシンプルだろうと。物事難しく考えちゃいけないという事ですね。
だから我々は流れとして、例えばデジタル情報産業、この情報産業の中でどのOSを選ぶかと。
物凄く重要なんです。ただ情報産業を選んだから流れにまかせているというだけじゃ駄目なんです。

富士通がCP/Mを選んだ。その時点で僕はその当時の富士通の役員に、
パソコンの担当役員に馬鹿じゃないかとはっきり言った。
なんでCP/Mを選ぶのと。デジタルリサーチ。どうしてMS-DOSを選ばないのと。
馬鹿だとはっきり言った。そしたら食ってかかって僕に文句言ってくる。
孫さんあんた技術の詳しい事知らないだろうって技術部長は技術的な内容を、
一生懸命、一生懸命言ってくる。僕は「あんたも馬鹿だ」と。そりゃもう技術馬鹿って言うんだ。
一時的にその部門が半年ぐらい優れている隅っこを行ったって全く意味無いだろうと。

いうことで一時的に枝葉で優れている所をあげて、他の大きな流れの所の弱点を
重箱の隅っこをあげつらって、だからあっちのメインだと言うのは間違ってて、
こっちの横道の方がこういう点で優れてんだってすぐ言いたがるへそ曲がりな人がいる。
へそ曲がりは事業家にだいたい向いてない。
王道というのはオーソドックスに、一番大きな流れの所でチャンピオンになると。
ニッチの枝葉で成功するというのは事業家として失格と。

ニッチ戦略を取れと、よくコンサルタントの人たちが言いますね。
ベンチャーの会社が成功する為にはニッチを選べと。
孫さんは、ソフトバンクは当時ニッチの産業を選んだからうまく行ってラッキーだったねと、
そうやって時々言う人がいました。まあ最近でもそうやって言う人いるけど。
馬鹿だと。俺はニッチの産業を選んだ事は一度も無いと。
そんなつもりでニッチの隙間だからそこでやればチャンス有りって思った事は一瞬すらない。
そうではなくて、今その産業、そのセグメントが小さくても、隙間のような小さなセグメントでも、
5年後、10年後、30年後にそこがメインになると。それを常に選んできた。
その隙間が後々一番大きな流れで、一番大きな幹になって本流になると。
一番大きなマスマーケットになっていくと。そこを早い段階、
ちっちゃい段階で選んだというのはいつもそうですよ、だいたい。

だけど10年経っても隙間というのは、30年経ったらそもそも無くなると。それは馬鹿が選ぶと。
一時的に隙間で成功しても、一時的な成功でしかないと。
そういう浮き草を追うようなのは事業家と言わない。単なる流行の追っかけやさん。
早とちりという事ですね。あるいはメインの所で、将来メインになる所で闘うのが怖くて、
勝てる自信が無くて隙間を選んだと。それでは所詮負け犬、子犬。
大きな将来の成功は望めないという事ですね。

ですからOSを選ぶ時も、例えば通信で言えばどの通信方式を選ぶか。
CDMA2000とか1XとかWINとか選んだ人がいるよね。悲しいばかりの失敗だ。ニッチなんですよ。
最後までメインのストリームになれない所を選んじゃったと、そりゃ戦略の失敗。
一時的に素早くそのマーケットが開くから、一時的に有利になったと。
一時的にマーケットシェアを取った。一時的にブランドイメージも上がった。
そういう失敗をしてはいかん。
Ustream流れてない時に言えば良かったね。もう言っちゃったよ。しゃあないね、本音やからね。(笑
という事で、彼らも何回でもまた手強い相手ですから、別の角度で蘇るという事があるかもしれない。
フォローしとかないと。フォローになってないか。(笑

間違ってもOS、通信方式、産業。沈みゆくもの、枝葉になってしまうものを選んじゃいけない。
後々メインストリームになるというものを選ばなければいけないという事ですね。
安く買えるとか、組みやすいとか。だから組みやすい相手と組みました。
安く買える相手を買いました。それはニッチの枝葉に自らのグループを追いやる危険性があると。
たまたま一時的にそこがちっちゃくても、後々にメインになるとか、
後々にそれを追い払ってはぎ取って、自分がひっくり返してダントツにメインストリームに
なれるという自信がある時は良いよ。

我々が買収したボーダフォンジャパンが、負け犬で沈みゆくという状況でもひっくり返してNo.1になると。
最後は絶対に1番になるという自信があって、その腹を括っているというならそれは一時的な枝葉。
一時的などんじり。それならまだ許せる。
でも安いから買う、組みやすいから組む、これではいかんという事であります。
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